2003年といえば、この年の3月アメリカのイラク侵略が始まりました。まだ情報が少なく混沌とした状況の中で、当時の小泉純一郎首相がいち早く「イラク攻撃を支持する」と声明を発表し、世界を驚かせました。

　アメリカのスペースシャトル・コロンビア号が帰還のため大気圏に再突入した直後、空中分解し墜落。乗組員7人が全員死亡したのもこの年です。

　日本のアニメ「千と千尋の神隠し」がアカデミー賞の長編アニメーション賞を受賞し、茶の間にはスマップの「世界に一つだけの花」や中島みゆきの「地上の星」森山直太朗の「さくら（独唱）」などが流れていました。

　今思えば、ずいぶん昔の出来事のような気がします。当時はインターネット接続が、やっとISDNからADSLに切り替わりつつある時で、ブロードバンドという言葉が流行り始めた頃でもあります。

　お隣の日本共産党大分市議団のホームページ開設が2005年の7月ですから、別府市議団のホームページはずいぶん先駆的な役割を果たしたものだと思います。旗手光隆氏をはじめ私たちを支えてくださったすべての方に、心からの感謝の気持ちをささげたいと思います。

　以来、2010年7月3日まで、このホームページは13,520のアクセスを記録しましたが、旗手光隆氏の病気等で更新が困難になり、ついに閉鎖のやむなきに到りました。別府市議団のホームページを楽しみにしてくださっていた方々に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

　ホームページを閉鎖してから以後、実に多くの方より再開を望む声が寄せられました。私たちも「ホームページは市民のみなさんと別府市議団を結ぶ架け橋」との位置づけから、一日も早い開設に努力しました。この数年間でインターネットをとりまく環境は大きく変わり、ホームページの果たす役割も飛躍的に大きくなっていたからです。

　そして、不十分な点は残しながらも、新しい日本共産党別府市議団のホームページ開設にこぎつけました。別府市議団の考えや活動をお伝えするとともに、市民のみなさんのご意見やご要望、情報の提供などを日常的にお聞きしたいと思います。インターネット環境さえあれば、メールアドレスを持たなくても、私たちに連絡していただくことができるようになりました。

　今後はみなさんのご意見を参考に、より充実し、よりスピーディなホームページへと改良を重ねていきたいと思います。私たちが目指す「市民が主人公の別府市」の実現のために、「飾りではなく役に立つホームページ」にするのが私たちの希望です。みなさんの率直なご意見をお寄せください。

　このホームページが市民のみなさんとを結ぶ新しい架け橋になることができますことを、心から願っています。
　倍旧のご支援ご鞭撻を賜りますよう、どうかよろしくお願い申し上げます。