2月29日(水)から2012年度の第1回定例議会(3月議会)が開会されます。会期は3月26日(月)までの27日間の予定で、議案質疑(3月5日、12日)、一般質問(平野・猿渡とも3月15日)となっています。
この議会で審議される新年度予算案には、日本共産党が要望してきた
「学校いきいきプラン」による教員補助者の22名増員
「3ワクチンや妊婦健診の無料継続」
「別府商業高校クラブ活動用マイクロバス運転手費用」
などの予算が含まれています。私たちと市民のみなさんが共同して要求を続けてきた成果です。みなさんとともに喜びたいと思います。
その一方で4月から介護保険料の大幅引き上げが計画されています。これは全国の自治体にも共通していますが、別府市議会に提案される条例改正案では43パーセントもの大幅値上げ(基準額の方で月額5567円)が示される予定です。
これにより国保税も介護保険料も所得に対する負担率が、県下トップクラスの高さとなります。日本共産党別府市議団は、市民のみなさんとともに力を合わせ、またこの問題で一致できる他党派議員と共同して、議会内外で値上げを阻止する運動を進めたいと思います。
不公正な入札を新年度も続けるのかどうかが問われる議会ともなります。浜田市長は昨年の市長選挙前に開かれた建設業者の集会で「二度も私にドスを突き付けた。市役所の仕事はいらないということでしょ」と発言し、市発注工事の入札資格に新しい条件を加えました。その結果、市長選挙で対立した候補者の親族業者が入札から排除されるという事態が起きています。
日本共産党は「選挙のしこりを行政に持ち込むべきでない」という立場からこの問題を追及します。同時に、「高い業者を選定した」入札疑惑のある藤ケ谷清掃センター更新事業の工事費にもメスを入れていきたいと思います。
3月議会は本年度の予算を決定する重要な議会です。ぜひ多くの人が傍聴に来られるよう、心からご案内申し上げます。
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